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三線の棹は天より優美なカーブを描く、やがて直線を経て、そこから胴へ繋がる鳩胸のラインへと続く。
不思議な物で、棹だけを見ると非常に女性らしい曲線を描いて いるのであるが、胴を差し込むとなぜか男性らしくなる。男と女 を表現している様にも思える。

考えてみれば、弦も太い方から男弦(ウージル)、中弦(ナカジル)、女弦(ミージル)と呼ぶ。そして何よりもその音は素朴である。時には迫力のある音を奏で、時には細い静かな余韻を残す。これらは、まさに自然そのものの音であると思う。
きっと三線には、男や女や人や動物や鳥や自然や、その他たくさんの沖縄が凝縮されているのであろう。

いわば沖縄の「魂」そのものを注ぎ込んだ、沖縄の分身が三線なのであろう。
だから良い三線を見ると、型も音もバランスが取れ、大変美しいのである。

和於屋三線「入魂の三線」シリーズは、沖縄の職人達が「魂」を注ぎ込んで作られた三線をリリースしている。このシリーズを取り扱う職人は、職人歴数十年の職人達であり「沖縄の魂」を背負い、それを三線に注ぎ込む。